【大学四年生】僕が留年することを親戚たちに伝えたときの話【内定持ち】
どうも。しいたけ酎ハイです。
この前の記事で、留年がほぼ確定したことを両親に伝えたときの話を書いたんですが、書きながら凄く気が滅入ってしまいました…。
この記事を書いて改心しよう!と思わずに俺はごみカス野郎だ…ってただただ落ち込んでしまうところが自分の駄目なところです。
あーあー。
なんかいっつも暗くてネガティブな文ばっか書いちゃってるから今回はなるべくポジティブに書こうと思ったのにのっけからこれだよ。
まあ留年のことをポジティブに話すなんて無理な話ですけど。
てか過ぎた話ならまだしも、留年ほぼ確定した日から約1ヶ月しか経ってなくてまだ学校から発表されたわけでもないのに既にポジティブに話せたらはそれはそれでどうなんだ?とも思いますが。
あーなんか自分で文章書いててやっぱ僕って根暗だなーって思うわ。
気持ち悪。
今回は、留年がほぼ確定したことを周りの人に伝えてみたシリーズ(長ぇ)の第2弾ということで、親戚に打ち明けたときの話を書こうと思います。
・渡る世間に鬼はない
僕の親戚は、父方母方共にとても仲がよく、毎年お盆と正月にはそれぞれの実家に帰って親戚の集まりがあります。
母方の親戚の集まりが留年が決まった日の5日後にあったので、そこで親戚たちにも話しました。
本当はその日は1か月以上前から友達と飲みにいく予定があったので、僕はずっと集まりには行けないと言っていました。
しかし、留年のことを話してから、母から「みんなに自分からちゃんと話なさい。」とずっと言われていました。
それでも僕は、親戚に合わす顔がないと思い(ていうか怖くて)集まりに行かないと言っていました。
しかし、前日になって流石にそれは駄目だろと思い(気づくの遅いわ)、飲みにいくはずだった友達に謝って予定をキャンセルし、集まりに行くことにしました。
母は三姉妹の長女で、三姉妹の家族が母の実家(僕の祖母の家)に集まります。
僕たちの家族が実家に着くと、既に他の親戚たちは到着していました。
お正月なのでリビングのテーブルには豪華な料理が並び、大人たちはお酒を飲んだり、子供たちはゲームをしたりとお祝いムードが流れていました。
キツかったです。
折角のお正月なのに僕のせいで楽しい空気を壊してしまうとか、なんで俺だけこんな思いをしなければならないのかとか(自業自得でしかないが)、もうとにかくその場にいるのが辛くて、すぐにでも帰りたかったです。
みんなが楽しそうにしているなか、1人で黙って座っていました。
そんな負のオーラ全開の僕を見て、叔父さんたちは「どうした?」と聞いてきました。
でもなかなか言い出すことが出来ませんでした。
それでもやっぱり話さなければいけないので、親戚が全員リビングに揃ったときに、留年することを打ち明けました。
親戚のみんなの反応はこうでした。
親戚一同
「なんだそんな話かよ!」
叔父さんA
「そんなことで世の中終わりみたいな顔してんじゃねえよ!」
叔父さんB
「だーいじょぶだよそんなの。」
みんな笑い飛ばしてくれました。
叔母さんA
「内定先とは縁がなかったのよ。そういう運命なのよ。」
美輪明宏化する叔母さんA。
叔母さんB
「うちなんて上の子は留年で下の子は浪人してるわよ。」(叔母さんBの息子たち(僕の従兄弟)は、兄(僕の1個上)は大学院の受験に失敗して、次の年もう一度受験するために四年生で留年しており、弟(僕と同い年)は大学受験で浪人しています。)
従兄弟たち
「そーだそーだ。」
親戚は色んな言葉で、僕を励ましてくれました。
そして、次の祖母の言葉に僕は衝撃を受けました。
・留年してる人はこの世にごまんといる。
祖母
「あんたの母さんなんて一浪&一留してんのよ」
え?
母
「え、知らなかった?」
知らなかったわ!
なんと僕の母は、大学に一浪し、更にその大学在学中に一回留年していたのです。
妹はそのことを知っているようでしたが、僕はそんな話初耳でとても驚きました。
それと同時に、こんな気持ちが生まれました。
なんだ、俺だけじゃないのか。
いや勿論世の中に留年したことある人なんて沢山とは言いませんがある程度いる訳ですし、それはわかっています。
てか僕の周りにも留年している友達や後輩何人もいます。
いとこ(1個上)も留年してますし。(まあこれは大学院をもう一度受験するために自分で選んで留年してるので僕とは違いますが。)
それなのに、それまでの僕は留年したら人生終了という気持ちでした。
世界で自分だけが留年するというような気持ちでした。
しかし、自分の家族、しかも実の母親が留年していたという話を聞き、それでも自分のやりたい仕事をして、父と結婚して、今では専業主婦として不自由なく生きている母を見て、「留年しても生きていけるやん」と思いました。
・身内は必ず味方してくれる
以上が僕が留年することを親戚たちに打ち明けたときの話です。
親戚たちの言葉には、めちゃくちゃ救われました。
まだ学校から留年が発表されたわけではありませんし、発表されるまではずっと不安というか辛いのですが、それでも言う前より気持ちが楽になりました。
この家に生まれて、こんなにいい人たちに囲まれて、僕は本当に幸せ者です。
留年確定まで残り21日常