卒業旅行中に留年します。

22歳大学四年生(内定持ち)。留年まっしぐら。人生最大の絶望のなかブログ書いてます。

内定先に留年したことをメールしたときの返信

どうも。しいたけ酎ハイです。

 

 

 

 

仕事を辞めたのでやることがなく、毎日YouTubeでお笑いばかり観ています。

 

 

 

 

今回はこちらの記事の続きから書いていこうと思います。

 

卒業旅行中に留年が確定し、内定先にメールを送ったところまで書きました。

 

 

今回は、留年したことを内定先にメールして、それに対して会社からどんな返信が来たのかについて書こうと思います。

 

 

 

 

 

いよいよウユニ塩湖に行ける。僕はワクワクしていた。

 

 

留年が確定した日から二日後(3月6日)の朝、ウユニの街にいる僕は人生で一番ワクワクしていました。

 

 

 

 

前日(3月5日)の夜中にウユニの街に着いたとき、街は真っ暗。

 

 

ウユニはボリビアの中でも観光地化されており、治安は悪くはない方なのですが、それでもやっぱり夜は人が少ない。

 

 

なにより野良犬の数が尋常ではなく、遠吠えがひっきりなしに聴こえてくる。

 

 

宿を探して街を散策している途中、野良犬の群れに追い回され二人で滅茶苦茶ビビりました(結局なにもされませんでしたが、旅行中一番のトラウマです)。

 

 

そのため、せっかくウユニに着いた僕たちですが、その時はとにかく泊まる宿を探すのに必死で、夢の街に着いたことをそこまで実感できていませんでした。

 

 

 

なので、次の日の朝に明るくなったウユニの街に繰り出した僕たちは、やっと自分達は念願の場所「ウユニ塩湖」への入り口にいるんだということを実感し、感動に包まれていました。

 


f:id:shi-takechuhai:20190713204627j:image


f:id:shi-takechuhai:20190713204419j:image


f:id:shi-takechuhai:20190713204446j:image


f:id:shi-takechuhai:20190713204533j:image

 

 

 

 

勿論、留年が確定したことについて落ち込んでないワケではないですし、これから僕はどうなるのか不安で仕方ありません。

 

 

 

しかし、それよりも

 

 

今から遂にウユニ塩湖に行ける

 

遂に夢が叶う

 

 

という気持ちが、その時の僕の中では勝っていました。

 

 

 

 

 内定先に留年したことを伝える場合、直接会って伝えるのがマナーです。

 

 

実は昨日、留年が確定した次の日(3月5日)の朝に、僕はオルーロのホステルで内定先にメールを送っていました。

 

 

メールの内容はこんな感じ。

 

「留年してしまいました。今ボリビアにいるので、日本に戻ったら一度お話させていただけないでしょうか。」

 

 

 

本当は留年した場合、内定先の企業にはすぐにでも会社にお伺いして直接伝えるべき。

 

直接でなくても、最悪電話するべきです。

 

 

しかし、その時ボリビアにいる以上、すぐに会社に行くことは不可能。

 

電話も繋がらないし、メールをするしかありませんでした。

 

 

 

 

いや、そこはすぐにでも卒業旅行を中止して日本に帰国しろって?

 

 

それは僕も考えました。

 

 

しかし、もし仮に留年が確定したその日から日本に帰るとしても、ボリビアのオルーロから日本までは約一週間はかかります。

 

もともとその日から日本に帰るまで9日かかる予定だったので、そんなに変わりません。

 

 

しかも、今予約している日本への飛行機の便をキャンセルして、新しい便を買う余裕など、学生の僕にはありませんでした。

 

 

更に、一緒に旅行をしている友達一人をボリビアに置いてきぼりにして、僕だけ日本に帰ることはできません。

 

もし帰る場合は、その友達も一緒に帰ることになります。

 

僕から旅行を誘っておいて、それは流石に出来ません。

 

 

そして何より、僕の人生で唯一の夢、

 

「ウユニ塩湖に行くこと」

 

 

が叶う目前で、おめおめと日本に帰るわけには行きませんでした。

 

 

まあ簡単に言うと内定より夢の方が大事だったんです。

 

 

 

 

...とまあカッコつけて言っておりますが、本当はすぐにでも日本に帰って内定先に謝るのが社会常識ですし、人間としてのマナーですので、僕みたいにはならないでください。

 

 

 

 

人事の方から返信が。その内容とは。

 

 

まあかくしてメールを送った僕なのですが、その後、オルーロからウユニまで電車で丸一日移動している間、ネットが繋がらないのでメールを見ることは出来ません。

 

 

ウユニのホステルでWi-Fiを繋ぐまで、僕は不安に駆られながら電車に揺られていました。

 

 

そして、泊まるホステルを見つけ、Wi-Fiを繋ぐと、人事の方から返信が来ていました。

 

 

 

 

 

「正直とても驚いています。しかし、入社の時期を遅らせる対応が可能です。とりあえず、卒業時期がわかり次第教えてください。日本に戻ってきたら一度お話ししましょう。」

 

 

 

 

僕はビックリしました。

 

と同時にホッとしました。

 

 

 

取り敢えず1次予選通過。

 

 

 

どういうことかというと、この時点で「内定取り消し」通知がなされなかったってこと。

 

 

 

僕は正直、返信が来る時点でそれは内定取り消し通知だと思っていました。

 

 

 

というか、ネットにはほとんど、「留年した場合、8割方内定取り消しになる」と書いてありました。

 

 

そしてその通知は、留年を伝えたらすぐになされるものだと思っていました。

 

 

なので、入社時期を遅らせて対応可能というのはとても驚きました。

 

と同時に少し安心しました。

 

 

 

 

 

僕はメールに対してこう返信しました。

 

 

 

 

「卒業は9月になりそうです。」

 

 

 

僕の通う大学は「秋卒業」というものがあり、留年や留学で単位が足りない学生は、前期(4月から7月)の授業で卒業要件単位を取得した場合、必ず9月に卒業するという決まりがあります。

 

これは、前期で卒業要件単位を取得した学生は全員9月で卒業しなければならず、「前期で卒業要件単位を取得したけど9月で卒業したら次の年の新卒採用に応募できないので、後期分も学費を払って来年の3月に卒業しよう」ということはできません。

 

卒業要件単位を取得したにも関わらず卒業しない学生がいると、学生の数が増えてしまい、人数制限のある授業の応募が増えて受けたい授業を受けれなかったり、学校が学生でパンパンになってしまうからです。

 

留年者がいようが、大学には毎年多くの学生が入学してきます。

 

大学はなるべく学生をどんどん卒業させたいのです。

 

 

なので、もし留年をして内定を取り消された場合、次の年の新卒採用に応募するためには、前期を休学して後期で卒業要件単位を取得しなければなりません。

 

 

僕も、内定を取り消された場合は、そうしようと思っていました。

 

 

しかし、入社時期を送らせてくれるとなると、秋に卒業することができます。

 

 

 

 

 

このメールに対して、人事の方からすぐに返信が来ました。

 

 

「9月に卒業という場合は、10月入社が可能です。」

 

 

 

 

 

友達はこのメールをみた時点で、「え、大丈夫じゃん。やったじゃん。」と言っていました。

 

 

しかし、安心したといってもそれは気休めでしかありません。

 

 

確かに入社時期を送らせて対応可能とは書いてあります。

 

 

でも、内定を取り消されないことが確定したわけではありません。

 

 

日本に戻って話し合ったときに内定取り消しを伝えられるかもしれません。

 

 

なので、まだ不安はいっぱいです。

 

 

 

それでも、やはりこの時点で内定取り消しが決まらなかったことで、僕は少し安堵しました。

 

 

 

つづく。

<iframe src="https://blog.hatena.ne.jp/shi-takechuhai/shi-takechuhai.hatenablog.com/subscribe/iframe" allowtransparency="true" frameborder="0" scrolling="no" width="150" height="28"></iframe>